Rainy Day Daydream

だいたいアドベンチャータイムに関することを書きます。基本ネタバレなので、アニメ全話視聴済みの方向けです。

記事の一覧

↓最初に読むのをおすすめします

アドベンチャータイム色々

アドベンチャータイムを高速履修するための重要エピソードリスト

珍しくフィギュアなんてものを買ったの巻 / Mondo「Jake and Finn Figure Set」

ぜんぶ正規品?アドベンチャータイムの海外版DVD(&Blu-ray)ボックスについて 

「僕の大切なもの」論争とは何だったか?マーセリンとバブルガムの関係を巡る周辺史

アニメ版スタッフ・Steve Wolfhard氏が描いたコミックを読む

アドベンチャータイムの日本語版DVD(全22巻)について

アドベンチャータイムのシーズン1は、本来の順番で放送されていない?

「アドベンチャータイム映画化!」⋯に関する話

アドベンチャータイムの雑多な疑問・考察メモ 

完成版とこんなに違う!?「アドベンチャータイム」のストーリーボードを見る

もういちど見直してみたくなる?アドベンチャータイムの小ネタ集

アドベンチャータイムのシャレ・言葉遊びは原語だと何を喋っているのか

「OH MY GLOB」のGLOBって?…アドベンチャータイム世界のグロブ・ゴブ・グロド・グローブ信仰について

ビーモは男の子?女の子?

日本語吹き替え版と英語版のセリフの違い

ウー大陸の食べ物は火星からやってくる?

「フィンの父親が偉大な戦士」だったボツシーンを読む

最終回でビーモが保管している品々には何があるのか

人の子フィンはミュータント?

マーセリンの過去を整理する

マーセリンが飼ってる謎の犬「シュワブル」の話

アドベンチャータイムのベストエピソード10選

スターチーは「クローン」と入れ替わった?

最終回後の「未来世界」の考察

【ネタバレ】「アドベンチャー・タイム 遥か遠い世界で」感想

日本版アドベンチャータイムで修正されたシーン

アドベンチャータイムのコミック

アドベンチャータイムの日本語翻訳コミックの紹介

  ・ADVENTURE TIME(Issue1~4)

  ・ADVENTURE TIME 2(Issue5~9)

  ・「マーセリン&ザ スクリームクイーンズ」

  ・「プレイングウィズファイア」

  ・「フィオナ&ケイク」

  ・「ピクセルプリンセス」

  ・「ペパーミントバトラーの事件簿」

  ・「シーイングレッド」

  ・「ビタースイーツ」

無印コミック版アドベンチャータイムを紹介・その①(Issue10~35)

無印コミック版アドベンチャータイムを紹介・その②(Issue36~61)

無印コミック版アドベンチャータイムを紹介・その③(Issue62~74)

無印コミック版アドベンチャータイムを紹介・その④(Issue75)最終号、未来のウーの国から

無印コミック版アドベンチャータイムが新装復刊!!「Adventure Time Compendium Vol. 1~3

ヴァンパイアハンター時代のマーセリンを描いたコミック「Adventure Time 2015 Spoooktacular(THE MOON - ECLIPSE)」

かつてウー大陸を旅立った少女の物語「ISLANDS」

アイスキングが主役!のめっちゃキュートなコミック「ICE KING」

遥か宇宙を舞台に、Bubblineの和解の物語「Marceline Gone Adrift」

アニメ版最終回の”次なる物語”を描く衝撃のコミック「Season 11」

フィンの存在が消える!?かつてない危機とアドベンチャータイムの物語そのものを総括する「Beginning of the End」

バブルガムとマーセリンの絆を描いた知られざる一冊「P.B. and Marcy」

バナナガード養成校からのフシギなSFストーリー「Banana Guard Academy」

アドベンチャータイムの本(コミック以外)

アドベンチャー・タイムでクリスマス・キャロル!? 「A Christmas-tastic Carol

アドベンチャータイムで探し絵本!「Finn's Heroic Quest Search-and-Find

日本のファンブック第一弾 宝島社e-mook「アドベンチャータイム ファンブック

ポストカード100枚の豪華コレクション「Adventure Time Postcard Library」

見て楽しい、読んでも楽しい、タイトルカード画集「Adventure Time: The Original Cartoon Title Cards」

魔王ハンソン・アバディアによる魅惑の百科事典「The Adventure Time Encyclopaedia」

イラストたっぷりな2冊の指南書「HERO TIME with Finn and Jake」&「HOW TO WARRIOR by Fionna and Cake」

アドベンチャータイムグッズを手作りしよう!「Adventure Time Crafts: Flippin' Adorable Stuff to Make from the Land of Ooo」 

アドベンチャータイムのAからZまでを紹介する「Adventure Time: An Algebraic A to Z」

見ているだけでも楽しい料理本「The Official Cookbook」

ビーモ視点のキャラ紹介「BMO'S CHARACTER FILE」

アドベンチャータイムのゲーム

アドベンチャータイムのゲーム化第一弾「Adventure Time: Hey Ice King! Why'd You Steal Our Garbage?!!」感想&攻略メモ

仲間たちと地下迷宮の謎に挑む、ゲーム化第二弾「Adventure Time: Explore the Dungeon Because I DON'T KNOW!」感想&攻略メモ

ゼルダにオマージュを捧げたゲーム化第三弾「アドベンチャー・タイム ネームレス王国の3人のプリンセス」感想

ゲーム2作品のコレクターズエディションを手に入れました

フィンとジェイクが事件に挑むADVゲーム「Adventure Time: Finn & Jake Investigations」 感想&攻略メモ

やたらとマニアックなゲーム「Finn & Jake Investigations」小ネタ解説

レゴで再現された最高のアドベンチャータイム世界「Lego Dimensions / Adventure Time World」

大洪水に沈んだウー大陸を巡るRPG「Adventure Time: Pirates of the Enchiridion」感想&攻略メモ

ウー大陸を高圧洗浄でキレイにしよう!「パワーウォッシュシミュレーター2 / アドベンチャータイム パック

「パワーウォッシュシミュレーター2 / アドベンチャータイム パック」小ネタ解説

オーバー・ザ・ガーデンウォール  

オーバー・ザ・ガーデンウォールのパイロット版「Tome of the Unknown」翻訳メモ 

海外漫画

【海外漫画紹介】「BAGS (or a story thereof)」Patrick McHale・Gavin Fullertonほか

 

ウー大陸を高圧洗浄でキレイにしよう!「パワーウォッシュシミュレーター2 / アドベンチャータイム パック」

今回紹介するゲームは、パワーウォッシュシミュレーター2と、その追加コンテンツであるアドベンチャータイム パックです。

パワーウォッシュシミュレーター(PowerWash Simulator)」とは、イギリスのゲーム会社FuturLabが開発した高圧洗浄シミュレーション

ドロドロベトベトに汚れきった建物や乗り物などを、高圧洗浄機を駆使してひたすらキレイにしていく!!という異色のゲームです。

 

シリーズ2作目が2025年10月に発売されたのですが、その記念すべきDLC第一弾が、なんとアドベンチャータイムとのコラボだったんですね!!

(前作でも「ウォレスとグルミット」や「バックトゥザフューチャー」のDLCが出ており、柔軟にいろんなIPとコラボしているゲームらしい)

 

あくまでコラボとはいえ、アドベンチャータイムのビデオゲームが出るなんてじつに久しぶりのこと!ATのゲームって2018年に「Adventure Time: Pirates of the Enchiridion」を最後にずっと出てませんでしたからね~(一応、その間にも「マルチバーサス」にフィンやジェイクが登場するといった出来事はあったりはしたけど…)

発売前からとっても楽しみにしていたパックであり、4月9日23時のリリース直後からさっそくPS5にダウンロードして遊んでみたのですが、もうこれが、しっかりファンの期待に応えてくれる内容になっていましたよ。

ゲームのストーリーは本作オリジナル。

ある日アイスキングはピザパーティーの宣伝チラシを見つけ、喜んで行こうとするが、なんとアイスキングは名指しで出禁にされていたのだった。

怒ったアイスキング、腹いせに会場であるピザ・サッシーズをめちゃくちゃに汚して凍らせてしまった!

この汚れに対処するため、プリンセスバブルガムは高圧洗浄部隊「ロイヤル・キャンディ・クリーナー」を生み出した。

プレイヤーは、「RCC」の隊員となり、ウー大陸各地の頑固な汚れに立ち向かうのだ!

 

(※以下の2本のyoutube動画は、物語背景をわかりやすく伝えてくれる有意なものですが、ゲーム内では鑑賞できないので、プレイする前に視聴しておくことをおすすめします)

(↑字幕設定を「日本語」にして再生しましょう)

www.youtube.com

 

今回のパックに用意されているステージは、

「ツリーハウスのリビングルーム」

「ピザ・サッシーズ」

「アイスキングの城」

「キャンディ・ビークル(レモングラブの馬車とキャンディ王国のヘリコプター)」

「ツリーハウス(外観)」の計5つ。

みっしり汚れたこれらのロケーションを、プレイヤーはRCCを操作して、スプーンひとさじの汚れすら残さないほどピッカピカの状態に仕上げなければなりません。

これまでも「Finn & Jake Investigations」「Lego Dimensions」「Pirates of the Enchiridion」など、ATのゲームの3DCGグラフィックには感銘を受けてきましたが、今回も期待を裏切らない出来。

ツリーハウスやアイスキングの城といった、アドベンチャータイムの見慣れたあの世界がゲーム内で見事に再現されていて、もうATファンとしてテンションあがりっぱなし…!

ちなみに、もともとのパワーウォッシュシミュレーター2のグラフィックはアドベンチャータイムとはぜんぜん違うんですが、このDLCは本当にアニメのアートスタイルが見事に再現されてたので、そこも感心しましたね。

さらにATゲーとしては初で、一人称視点であるというのも効果的(人によっては操作してて酔うかも)。「アドベンチャータイムの世界がここにある」という没入感・実在感は抜群です。

「Finn & Jake Investigations」もツリーハウスの中を移動できましたけど、今回はカメラ固定ではなく自由に視点を移動できるため、オブジェクトに近寄ってすみずみまで眺め倒せるのでファンにはたまらないですよ。

特に圧巻だったのが、最後のステージである「ツリーハウスの外観」

あの特異な形状が見事にゲーム内に再現されており、アニメ本編ではくわしく描かれていないエリアまで実際に近寄ってみることができたり、アニメでは隠れていて映らない領域までちゃんと作られていることが確認できたり…このツリーハウスの作りこみだけでも満足できるレベル!!ほんと、グルグル走り回ってみるだけで楽しめてしまいます。

毎回ゲーム化の醍醐味といえばアドベンチャータイム本編からの小ネタ・イースターエッグの発見ですけど、もちろん今回のパックもその辺しっかり作りこまれてます。

例えば、ツリーハウスの部屋のなかをよーく見てみると、ジェイクが「泥棒だらけの町」で盗んできた赤いブーツがあったり「教えの書」やジェイクのヴィオラが椅子に置かれていたり、アイスキングの城にはフィオナ&ケイクのパロティ小説が落ちていたり、レモングラブの馬車にはレモンスイーツ人形がちょこんと置かれてたり、わかりやすいものからファン心をくすぐるマニアックなネタまでとても豊富。

 

今回、ゲーム自体の紹介よりも先に、パックに仕込まれた小ネタを紹介する記事を書いているので、良かったらそちらもご覧ください↓

ちなみにこのゲーム、基本的にプレイヤー以外のNPCとかは登場しないゲームでして、本パックについても、フィン、ジェイク、バブルガムといったおなじみのキャラクターの姿を見ることはできません(このあたり、ちょっとガッカリする人はいるかも…)

ただし、ユニークなシステムとして、洗浄作業を進めているとチャットのメッセージが届くようになっており、このチャットを介してストーリーが語られていくという趣向になっているんですね。これが色んなATキャラからメッセージが届くのでなかなか面白いんです。

フィンやジェイクはもちろんとして、アックスベースを掃除していたらマーセリンから「誰かがアタシのベースに触ってる!」ってメッセージが届いたりとか。

ツリートランク、スターチ―、シェルビー、スライムプリンセス、レモングラブなどなど、姿は見られないけど、チャット内にはたくさんのキャラが登場するのでにぎやかではあります(た・だ・し、その翻訳がよくないという問題もあるのですが…後述)

 

また、キャラクターの姿は見られないと言っても、インテリア的な扱いなためなのか、ビーモガンターだけは登場してるんですよね!!

で、このツリーハウスでテーブルに座ってるビーモが超超カワイイんですよ!!

水をかけたら嬉しがったり、ほんとビーモが天使すぎる…。

かわいいので、何回でも水をかけてしまう

とまあ、ATファンにはお勧めしたいのは間違いないのですが、難点もあります。

 

まず、「単調で時間のかかるゲーム」であるということですね。

やることというのが、ただただ高圧洗浄機の水をぶつけて汚れを落としていくだけなので、ダレやすいんです。

汚れを一気にたくさん落とせるボーナスタイム!…みたいなメリハリも存在しないので、本当に、地道に地道に洗浄していくしかないんですよね。

最初こそ高圧洗浄には目新しさがあって楽しいんですが、だんだんと「めんどくさい…」と感じてしまう時が訪れるのは避けられないでしょう。

操作に難しいことはなくて間口は広いんですけど、実際のところ、なかなか人を選ぶゲームなんですよね…。このコツコツと建物や乗り物をキレイにしていく過程に楽しさを見いだせるかどうか…。

 

さらに、基本的に時間がかかるゲームでもあります。

汚れを落とさなければならない範囲が広めなステージだと、完全にキレイにするまでに1~2時間くらい余裕でかかったりするんですね。

クリアまで30分くらいで気軽に遊べるステージ、みたいなのはあんまりないんですよ。

それは今回のアドベンチャータイムパックも例外ではなくって、三番目の「アイスキングの城」からかなり洗浄範囲が広くなってきて大変だったんですが、最後に待ち構えているステージがさらに想像を絶する作業量で凄まじかった!

最後のステージである「ツリーハウス」って、もう汚れがめちゃめちゃに広範囲なんですよ!!

着手してすぐに「これ、終わるの〜?」って気が遠くなったくらい…。

作業ゲーというよりもはや苦行ゲー…

このツリーハウス外観は、ミッションクリアするまでにガチで3時間以上かかったんじゃないか?と思いますね…。

まあフレンドとの協力プレイ前提なところもあるんでしょうが、もうちょっと簡単にしてくれても良いのになぁ、と思っちゃいましたね。ここまで手間と時間がかかると、楽しくないです…。

 

で、もうひとつ指摘しておきたいのが翻訳

今回のアドベンチャータイムパックは日本語対応なんですが、この日本語訳がイマイチというレベルでなく、正直言ってかなり「ひどい」です。

チャットに表示されるキャラクターのセリフは、フィンが「俺」とか言ってたりジェイクが「ぼく」とか言ってたり、かとおもえばランピーの一人称が「わし」で男口調だったりでめちゃくちゃ!!

これはATのナンセンスコメディ感の再現なん?って思うくらいの珍訳で、一周まわって笑えてくるレベルですらある…。

ぜんぜんアニメの日本語吹き替え版のイメージと一致してないうえに、全体に直訳調で、ぎこちない文章がバンバン出てくるんですよね。

もしかして開発チームに日本語ができる人がいないの?ろくにチェックしてないの?とか、プレイしていて疑問が浮かびまくりでした。

「Lumpy space」を「コブコブ星」と訳してたりはするので、訳を担当した人は、アニメ日本語吹き替え版の知識を持ってるみたいではあるのですが…。

なんだか不満についての記述が長くなってしまいましたが、ビジュアルの再現度は完璧だし、ビーモもかわいいしアドベンチャータイムファンに是非遊んでもらいたい魅力あるゲームであることは疑いなし!

日本語訳については、そのうちアプデで修正してくれるのを期待したいところですね。

 

「パワーウォッシュシミュレーター2 / アドベンチャータイム パック」小ネタ解説

パワーウォッシュシミュレーター2」のDLC、「アドベンチャータイム パック」に盛り込まれているアドベンチャータイム本編からの小ネタ・イースターエッグについて、見つけたものを紹介しようと思います。

 

(↓良かったら、こっちも読んでね)

1.ツリーハウス リビングルーム

・リビングの縞模様の汚れは、シーズン2「ご両親にご挨拶(Her Parents)」の回で、レディレイニコーンの両親を迎えるためにフィンとジェイクが室内に施したペイントが元ネタ。

・ソファには、フィンのリュックと、フィンの剣(スカーレット)が置かれている。

・玄関に向かう通路には、フィンの靴と、マーセリンのベースが置かれている。

・その隣にある白い帽子と靴は、シーズン7「ビーモはカウボーイ( Angel Face)」の回で、カウボーイに扮したビーモが身に着けていたもの

・またその隣にある赤いブーツは、シーズン1「泥棒だらけの街(City of Thieves)」の回で、ジェイクが靴屋から盗んでいたブーツ持って帰ってるじゃん!)

・壁の帽子掛けにある2つの帽子。

左は「迷宮列車(Dungeon Train)」の回でジェイクがかぶっていた帽子。

右のトリミング(飾り)がついた帽子は「父ちゃんは一生懸命(Jake the Dad)」の回で父ジョシュアを真似してジェイクがかぶっていた帽子。

(左端の緑のコートもなにか元ネタがありそうですがちょっと思い当たりません…)

・木の柱のひとつに、マーセリンの「M」のイニシャルが彫られている。

マーセリン初登場回の「恐怖のヴァンパイア・クイーン(Evicted!)」で、マーセリンがツリーハウスは自分の所有物である証拠として、フィンたちに見せていたもの。

・椅子の上には、「教えの書(Enchiridion)」と、ジェイクのヴィオラが置かれている。

・キッチンにあるマグカップは、シーズン5「枕の国のフィン(Puhoy)」に登場したジェイクお気に入りのマグカップ。

・清掃中のチャットに語られる「ヴェイパー湿地帯」とは、「Vapor Swamps」のことであり、シーズン5「愛が全て(The Suitor)」の回で、ブラコが魂の石を求めて訪れた危険地帯。

・チャットでシェルビーが言う「チェックお願いします!」とは、ジェイクのお気に入りギャグ「お勘定おねが~い(Check please)」のこと。

シーズン5「悪魔の血(The pit)」の回で、シェルビーが使っていた。

2.ピザ・サッシーズ

・舞台である「Pizza Sassy's」とは、シーズン5の「キャンディ王国の事件簿(Candy Streets)」やシーズン7の「うつろな目の少女(Blank-Eyed Girl)」に登場するピザのお店。

公園にある青いレイニコーンの遊具は、シーズン4の「ゴリアド(Goliad)」で、幼稚園に置かれていたものと同じ。

・シーズン5「デイヴィーの平凡な一日(Davey)」の回に登場した「Coco Bird」の屋台がある。

Coco Birdは鳥の形をした動くお菓子で、デイヴィーがつまみ食いをして店主に怒られていた。

3.アイスキングの城

・ガンターに放水すると顔を抑えて嫌がるが、「ガンターは水をかけられるのが苦手」という設定はシーズン4「留守番キライ(Reign of Gunters)」の回で登場する。

テーブルの上にある装置は、シーズン2の「忍者!(The Chamber of Frozen Blades)」の回に登場するアイスキングのパソコン。ホログラム表示で物理的なディスプレイは存在しないというSFチックなもの。

・衣類が詰め込まれた洗濯物カゴも、同じく「忍者!」の回に登場したもので、アイスキングから隠れるためにフィンとジェイクがこの中に潜り込んでいた。

・ベッドの上にあるアイスキングのカワイイ日記帳も、「忍者!」の回に登場したもの。

・ベッドの近くには、アイスキングの書いたパロディ小説が落ちている。この表紙の手製本は、シーズン3の「フィオナとケイク(Fiona and Cake)」の回のラストに登場したもの。

・ソファーの上に飾られているペンギン4体の写真は、シーズン6「アイスキングの親友(Friends Forever)」の回の冒頭に登場したもの。

アイスキングがまっすぐに直したのにガンターが叩いてまた傾かせてしまっていた。

・テレビの横にあるのは、シーズン2「ヴァンパイアの修行(Heat Signature)」の回に登場した映画「恐怖の潜水艦」のビデオテープ。

キーボードがあるが、これはシーズン1「アイスキングの花嫁(Prisoners of Love)」の回でアイスキングが演奏していたもの。

・牢屋のなかにあるバッグは、シーズン4「コブコブにメロメロ!(Gotcha!)」の回で、ランピーが持っていたバッグ。

4.キャンディ・ビークル

・豪華に装飾されているレモングラブの馬車は、シーズン5「レモンホープ(Too Old)」の回に登場したもので、フィンとバブルガムはこれに乗ってレモングラブの城を訪れた。

・馬車に置かれているのはレモンスイーツ人形

シーズン5「続々・5つの物語(Another Five Short Graybles)」の回に登場し、レモングラブ二体の関係破滅の原因になったアレ。

ケーキ型ヘリコプターは、シーズン4の「俺はクッキープリンセス(Princess Cookie)」やシーズン6の「リッチな坊や(Gold Stars)」に登場していたもの。

・ヘリコプターの側面に、フィルの顔(Phil Face)が書かれている。

フィルとは、アドベンチャータイムのスタッフであるデザイナーのフィル・リンダ(Phil Rynda)氏をモデルにしたキャラ。

このフィルの顔は、魔界ナイトスフィアへのポータルという機能も持っている。

5.ツリーハウス(外観)

・ツリーハウスを裏側にまわると、工具箱や段ボールの置かれた空間があるが、ここは「人生のお楽しみ(What is Life?)」の回で、フィンがパイ投げロボット・ネプターを組み立てていた場所。(アニメでもあまり描かれないツリーハウスのレアな空間だ!)

・ツリーハウスの壁にも、フィルの顔が書かれている。

これを消そうとした時、マーセリンがチャットで「あのナイトスフィアへのポータルは片づけたほうがいい、もしフィンがまたバグミルクを投げつけたら問題が起こるかもしれない…」と言い出すのは、シーズン2の「パパは魔王(It Came from the Nightosphere)」の回で、フィンがマーセリンの意思に反して「壁にフィルフェイスを描き、そこにバグミルクをかけて呪文を唱えるとナイトスフィアへの入り口が開く」という儀式を実行して、マーセリンの父ハンソンをウー大陸に呼び出してしまったことを指している。

・フィルフェイスの横には、「M+PB」、つまりマーセリンとバブルガムのサインが書かれている!(仲良くふたりはここを訪れていたらしい)

・清掃中のチャットのなかでマーセリンが言っている「アストラルプレーン(Astral Plane)」とは、シーズン3「動けない!(Still)」の回で、体を動かせないフィンが精神だけを飛ばして助けを求めに行った異空間。フィンはここからAstral Beastである蝶を呼び出して味方にした。

また、フィンが寝ているあいだに幽体離脱するというストーリーのエピソード「幽体飛行」の原題も、「Astral Plane」である。

・おなじくチャットに登場するジェームズ・バクスターは、シーズン5「ジェームズ・バクスター(James Baxter the Horse)」やシーズン8「ジェームズ・バクスターの幸せ(Horse and Ball)」に登場する、玉乗り芸で人々を笑顔にする謎のウマ。「ジェームズ」または「バクスター」としか喋らない。

(※実在の凄腕アニメーターであるジェームズ・バクスター氏をモデルにしたキャラ。馬の声もバクスター氏本人が演じている)

・井戸の近くにポリ容器が落ちているが、これは「キュートなキング(Conquest Of Cuteness)」の回で、キュートキングが乗っかっていたポリ容器である。    

 

無印コミック版アドベンチャータイムが新装復刊!!「Adventure Time Compendium Vol. 1~3」

今回紹介するのは、「Adventure Time Compendium Vol. 1~3」です。

この3冊は、以前ご紹介した無印コミック版アドベンチャータイムの復刊本です。

 

 

無印コミック版は、BOOM! Studiosより6年間、全75回にわたって長期連載され、単行本(TPB)は17冊も出版されました。

ただ、単行本も後半の巻は発行部数が少ないらしく、時期過ぎてから全17冊をすべて集めるのは、なかなか困難だったんですよね。

 

しかし、2025年にオニ・プレス社がアドベンチャータイムのコミックシリーズを再始動させることになりまして…

 

それを機に、BOOM! Studiosが出していた無印コミック版ATも、「Adventure Time Compendium」と題してオニ・プレスのほうで復刊してくれることになったんですね!!

当初はVol2(~Issue61)までの刊行予定しか発表されていませんでしたが、後になって、Vol3もちゃんと出ることが告知されて、一安心。

こうして、最終号までめでたく復刊が叶ったのでした!!

 

私も、無印コミックシリーズの単行本17冊全ては揃えられていなかったので、今回の復刊はとても嬉しかったんですよねえ。

 

で、見ての通り、めちゃくちゃ分厚いです。なにしろ17冊あったものをたった3冊にまとめてるので、各冊のページ数は特盛りの約600ページ

重たすぎて、読んでると手が疲れてくるのがけっこう難点です。

(さらに、その重さのために、タテ置きしてると、本が自重で歪んでくるっていう…)

各巻の内容について書くと、

Vol.1 はIssue1~35までのライアン・ノース期の連載号

Vol.2 はIssue36~61までのクリストファー・ヘイスティングス期の連載号

Vol.3 はIssue62~75までの一貫した脚本家が不在だった期間の連載号と、歴代のショートコミックをまとめて収録しています。

 

特筆すべきはVol.3

アメコミは、リーフという小冊子形式で一話づつ販売されるのが慣例なんですが、そのリーフにはメインとなるコミックとは別に、二次的なショートコミックが一緒に掲載されてたりするんですね(Back up storyとも呼ばれたりする)。

Vol.3は、Issue1~49に掲載されていたショートコミックを一挙に再録してくれてるんです!(※Issue50以降の号には、そもそもショートコミックがありません)

ショートコミックは以前の単行本(TPB)には未収録だったので、こうしてまとめて読めるのはかなり嬉しい!!

Vol.3の目次に書かれている「SHORTS」のリスト。すごい数…。

また、特典として脚本家陣へのインタビューページも載っており、Vol.1とVol.2はもちろんライアン・ノース氏とクリストファー・ヘイスティングス氏、Vol.3は熱気球レース編の脚本を担当したデライラ・S・ドーソン氏へ取材しています。

どうしてATコミックの脚本を担当することになったのかとか、どんなふうにストーリーを作っていったか、といった裏話なんかが語られてます。

で、このCompendium版なんですが、以前の単行本とはいくつか相違点があります。

 

まず、旧単行本を確認すると、連載第一回であるIssue1は、4ページ目にリッチの復活が描かれ、5ページ目の「BMO'S LESSON!」に続く…という構成になっています。

これは角川から出版された日本語版の単行本も同じですよね。

旧単行本(TPB) Vol.1

と・こ・ろ・が、 Compendium版では4ページ目のリッチの復活の後に、この「BMO'S LESSON!」のパート(10ページぶん)が存在せず、5ページ目は5日後」の場面へとつながっています。

Compendium Vol. 1

 

この違いはどうしてなのでしょうか?

 

実は、今回のCompendium版のほうが初出と同じ構成です。

私もあとで調べて分かったんですが…この「BMOレッスン」のパートは、もともと2012年のフリーコミックブックデーに配布された特別号用に描かれたものなんですね。

(※「Free Comic Book Day(フリーコミックブックデー)」とは、北米の漫画業界が毎年5月の第一土曜日に行っているプロモーション活動で、その日活動に参加している書店に行くと、コミックが無料でもらえる)

もともとのIssue1には含まれていなかったパートであり、単行本化する際にIssue1の5ページ目以降に追加挿入されていたわけです。

しかし、今回Compendium版は、初出のIssue1準拠の収録であるため、このBMOレッスン(2012 Free Comic Book Day)部分のページは含まれなかったようです。

まあ権利とか収録上の問題がいろいろあったのかもしれませんが、個人的にはやっぱり以前の単行本版と同じ構成で収録して欲しかったですね…。 

他のショートコミックとも違う扱いであるためか、この「BMOレッスン」部分はVol.3にも収録されておらず、Compendium版からは完全に未収録となっています。

わずかな問題といえばそうなんですけど、網羅的なコレクションになると期待していたので残念ではありました…。

 

また、今回比較していて気付いたのが、絵の色味の違い

Issue20より抜き出して、初出のリーフ版・旧単行本版・Compendium版とそれぞれ並べてみましょう。※すべて同じ露出設定・色温度で撮影してます。

リーフ版

旧単行本版

Compendium版

比べてみるとわかるように、3種類それぞれ違っており、Compendium版がいちばん鮮やかで、逆に旧単行本は薄めの印刷なんです。

では、どれが一番アーティストの意図に近い印刷なのかというと…私のパソコン環境で見る限りではありますが、Compendium版が出版社がアップしているサンプル画像に近い色であるように思いました。

まあ、どの色味が良いかは読者各々の好みの領域ではあるんですけど、今回のパキッと鮮烈な色は個人的に好印象でした。

 

 

というわけで、

「重すぎて持って読んでると手が疲れる」

「分厚すぎてページがしっかり開きにくい」

「Issue1にBMOレッスンのパートが未収録」

…など気になる点もいくつかあるのですが、無印コミックシリーズがこうしてまとまったコレクションとして再び出回るようになったのは、純粋に喜ばしいことでしょう。

1冊のお値段は高めではありますが、内容は超濃密

ATファンにとっては、値段以上の価値があると思います!

 

今回の復刊は無印コミックシリーズに触れる絶好の機会ですので、気になっている方はぜひ手に入れてみることをおすすめしますよ。

アドベンチャータイムを高速履修するための重要エピソードリスト

アドベンチャータイム話数多すぎるよ~!全部観るの大変だから重要な回だけ教えて欲しい~!」…といった要望が少なからずあるようです。

 

まあ、わたし個人としては「観るなら全話観て!」という思いで、飛ばしたりしてほしくないのですが、とはいえ「全話は観てらんないよ!」と言っている人に、全話観てくれ!と訴えたところでそれもあまり意味が無いのかな~と最近は思えてきまして…。

スキップリストがあることで初めてATを見るキッカケになるならそれも良しと思いまして、「重要回を選んで視聴できる高速進行エピソードリスト」を作ってみました。

※なお、エピソードリストは アドベンチャータイム百科事典に掲載されていたのが便利だったのでコピペさせて頂きました。

 

新設定が開示されたり特定のキャラクターが初登場するといったストーリー展開上の重要度が高いエピソードに【重要】という表記を付けています。

この【重要】表記のあるエピソードだけを選んで視聴していけば、全話視聴する場合の約6割程度の時間で、アドベンチャータイムの大筋や世界設定を理解することができると思います。

 

※また、【おすすめ】表記の付いているエピソードは、ストーリー進行上重要ではないけど、個人的に観て欲しい話を選んでみました。こちらも余裕があれば観てみてください。

この回そんなにオススメか??」とか「あの回はオススメに入ってないのかよ!バカかお前は!!」…という異論はあろうかと思いますが、まあ参考程度ということでご容赦を…。

 

シーズン1

#01-A    恐怖のパジャマパーティー
#01-B    コブコブ星で大騒ぎ 【重要】
#02-A    教えの書 【重要】
#02-B    かわいいジグラー   
#03-A    アイスキングの花嫁 【重要】
#03-B    ツリートランクの冒険   
#04-A    ハートを奪われて 【重要】 
#04-B    燃えるビジネスマン 【おすすめ】
#05-A    二人とも大好き 【重要】   
#05-B    ブンブン山の思い出 【重要】 
#06-A    魔法使いになりたい!  【おすすめ】 
#06-B    恐怖のヴァンパイア・クイーン 【重要】 
#07-A    泥棒だらけの街【おすすめ】        
#07-B    魔女の庭 
#08-A    人生のお楽しみ 【重要】  
#08-B    僕のおくびょう神 【重要】    
#09-A    結婚式パニック
#09-B    暗い橋の下で 【重要】   
#10-A    おかしなナッツ公爵
#10-B    嫌われ者ドニー  
#11-A    マーセリンはご主人様 【重要】
#11-B    地下迷宮の探検   【おすすめ】 
#12-A    バブルガムの極秘指令 
#12-B    家の中で大冒険 
#13-A    金ぴか強盗あらわる 
#13-B    本当のヒーロー 【重要】

シーズン2

#14-A    王様に忠誠を    
#14-B    恥ずかしの試練   
#15-A    パパは魔王 【重要】
#15-B    誰かが見てる 【おすすめ】     
#16-A    お話聞かせて
#16-B    スローな愛にしてくれ    
#17-A    パワー全開!    
#17-B    あのときのクリスタル 
#18-A    ご両親にご挨拶 【重要】
#18-B    髪の毛欲しい! 【重要】
#19-A    忍者!   
#19-B    伝説のロイヤル・タルト【おすすめ】 
#20-A    フィンと豆の木 
#20-B    ゴブリンの王様    
#21-A    僕は天才 【おすすめ】 
#21-B    ゲームに夢中   
#22-A    死の国へ行こう  【重要】
#22-B    スーザン、君は誰? 【重要】 
#23-A    ミステリー・トレイン【おすすめ】    
#23-B    映画を僕と共に 【重要】
#24-A    巨人の腹    
#24-B    ぎりぎりジェイク【おすすめ】 
#25-A    映画をつくろう 【重要】
#25-B    ヴァンパイアの修行    
#26-A    愛は勝つ  【重要】
#26-B    本当に愛は勝つ? 【重要】     

シーズン3

#27-A    キュートなキング  
#27-B    闘技場の戦士たち 
#28-A    記憶の中の記憶 【重要】
#28-B    必殺お仕置き人 
#29-A    13歳のプリンセス 【重要】       
#29-B    ありがとう【おすすめ】        
#30-A    フィオナとケイク【おすすめ】       
#30-B    悲劇のモンスター
#31-A    動けない! 
#31-B    戦え、魔法使い 【おすすめ】
#32-A    僕の大切なもの 【重要】     
#32-B    りんご泥棒   
#33-A    ビュートピアを取り戻せ!【重要】     
#33-B    みーんなゾンビ    
#34-A    君の悲鳴が聞こえない【おすすめ】       
#34-B    ミステリー・パーティー【おすすめ】
#35-A    ジェイク対ミーモウ【おすすめ】      
#35-B    運命の日【おすすめ】 
#36-A    素敵なクリスマスその1【重要】  
#36-B    素敵なクリスマスその2【重要】     
#37-A    マーセリンのクローゼット【おすすめ】     
#37-B    燃えるような恋をして 【重要】    
#38-A    僕流で行こう   
#38-B    図書館ウォーズ   
#39-A    ある愛の物語    
#39-B    ジョシュアの迷宮【重要】

シーズン4

#40-A    5つの物語  【おすすめ】        
#40-B    二人のために世界はあるの  
#41-A    クモ夫婦のしあわせ    
#41-B    痛いくらいに恋い焦がれ【重要】       
#42-A    振り返ればクマがいる【重要】
#42-B    抱きしめたい!    
#43-A    ナイトスフィアの支配者【重要】      
#43-B    パパのやんちゃ娘【重要】
#44-A    いとしのモンスターワイフ【おすすめ】      
#44-B    ゴリアド【おすすめ】        
#45-A    現実の向こう側【おすすめ】      
#45-B    コブコブにメロメロ【おすすめ】        
#46-A    俺はクッキープリンセス【おすすめ】        
#46-B    バトルの鬼    
#47-A    火星の子どもたち【重要】
#47-B    やきもちプリンセス【重要】     
#48-A    ビーモは名探偵【おすすめ】       
#48-B    イモムシキングふたたび【おすすめ】    
#49-A    勝つのは誰だ?      
#49-B    レディとバブルガムの冒険【重要】
#50-A    あんたのせいだ!【重要】      
#50-B    雨の日のおとぎ話   
#51-A    炎の復讐劇    
#51-B    留守番キライ    
#52-A    君を忘れない【重要】     
#52-B    悪い夢【重要】       

シーズン5 

#53-A    フィンの願い 【重要】   
#53-B    ジェイクの願い 【重要】    
#54-A    続・5つの物語   
#54-B    気になる木    
#55-A    小さな恋の行方【おすすめ】      
#55-B    フィオナとマーシャル・リー【おすすめ】        
#56-A    父ちゃんは一生懸命【重要】 
#56-B    デイヴィーの平凡な一日【おすすめ】        
#57-A    不思議なダンジョン【おすすめ】        
#57-B    やっぱりあんたのせいだ!【重要】 
#58-A    かわいい帽子くん    
#58-B    燃えろよ燃えろ    
#59-A    あいつは鳥男    
#59-B    サイモンとマーシー【重要】     
#60-A    コワレタセカイ   
#60-B    枕の国のフィン 【重要】      
#61-A    迷子のビーモ【おすすめ】        
#61-B    最後の大仕事    【重要】
#62-A    パーティー荒らし 
#62-B    ジェームズ・バクスター【おすすめ】       
#63-A    シーッ!   【おすすめ】
#63-B    愛がすべて 【おすすめ】        
#64-A    彼女は島女 【おすすめ】     
#64-B    続々・5つの物語   
#65-A    キャンディ王国の事件簿    
#65-B    魔術VS科学   
#66-A    無敵のジェイクスーツ 
#66-B    ビーモのルーツ【重要】
#67-A    夢のお告げ 【重要】   
#67-B    空の魔女 【重要】     
#68-A    究極のサンドイッチ 【おすすめ】   
#68-B    レモンホープ 【重要】     
#69-A    ファイアー王国のおきて【重要】   
#69-B    心の金庫 【重要】   
#70-A    愛の試練   
#70-B    段ボールプリンス 【おすすめ】       
#71-A    迷宮列車 【おすすめ】       
#71-B    赤が欲しい!!   
#72-A    僕らの車 【おすすめ】        
#72-B    ツリートランクの結婚式【重要】   
#73-A    アイスキングの相棒【重要】    
#73-B    悪魔の血 【重要】       
#74-A    ジェイムズ 【おすすめ】
#74-B    ルートビアの推理日記 【おすすめ】        
#75-A    レモンホープの旅立ち【重要】     
#75-B    レモンホープの帰郷【重要】       
#76-A    草の剣 【重要】    
#76-B    プリンセスへの誓い 【重要】   
#77-A    王座は誰のもの?【重要】       
#77-B    ベティ【重要】  
#78-A    ビリーのリスト【重要】 
#78-B    あの頃に戻りたい 【おすすめ】       

シーズン6

#79-A    目覚めのとき 【重要】 
#79-B    シタデル 【重要】
#80-A    フードチェーン【おすすめ】    
#80-B    ジェイムズⅡ【おすすめ】    
#81-A    頭の声 【重要】 
#81-B    マーセリン&ランピー    
#82-A    ブルーノーズ  【おすすめ】
#82-B    ブリージー 【重要】
#83-A    理想のプリンス
#83-B    欲望の果て 【おすすめ】
#84-A    王国を守れ【重要】  
#84-B    ケントの大冒険    
#85-A    オカリナ 【重要】    
#85-B    楽しいバス旅行【おすすめ】        
#86-A    悪を憎む男    
#86-B    ジェイクの誕生日【重要】     
#87-A    レンガな気分【おすすめ】        
#87-B    リッチな坊や【重要】     
#88-A    エバーグリーン【重要】       
#88-B    幽体飛行 【重要】      
#89-A    ハエの幽霊    
#89-B    夢の儀式 【重要】      
#90-A    ぜーんぶジェイク【おすすめ】       
#90-B    彗星の正体 【重要】    
#91-A    ファイアー王国の危機【重要】    
#91-B    伝説のマシューの山【おすすめ】    
#92-A    パジャマ革命【おすすめ】        
#92-B    歯を治そう    
#93-A    スーパー・ポープ【重要】   
#93-B    とある日記 【おすすめ】       
#94-A    クルミと雨    
#94-B    アイスキングの親友【おすすめ】   
#95-A    ジャーメインの苦悩【重要】   
#95-B    チップスとアイスクリーム【おすすめ】        
#96-A    キューバーの冒険 【重要】     
#96-B    恋する宇宙フクロウ【重要】       
#97-A    悲しみの果てに 【重要】       
#97-B    優しくしてね 【重要】      
#98-A    オーガローグ 【重要】       
#98-B    逃走者 【重要】       
#99-A    バブルガムの失脚【重要】    
#99-B    彗星とフィン【重要】      
#100-A    短編集1    
#100-B    いたずらウォーターパーク  

シーズン7

#101-A    ボニーとネディ【重要】 
#101-B    ヴァーミント 【重要】  
#102-A    チェリークリームソーダ  
#102-B    ウーの王のキノコ指令    
#103-A    悪い気を追い払え【おすすめ】    
#103-B    フットボール【おすすめ】    
#104-A    ビーモはカウボーイ【おすすめ】        
#104-B    イルカ大統領はどこへ?  
#105-A    ヴァンパイア・クイーン【重要】
#105-B    かわらないもの、かわるもの【重要】
#106-A    ヴァンパイアたちの復活【重要】 
#106-B    エンプレスの目 【重要】 
#107-A    昔かたぎの男 【重要】   
#107-B    癒しのパワー 【重要】 
#108-A    ヴァンパイア・キングの願い【重要】  
#108-B    暗い雲の中から【重要】
#109-A    ビーモの誕生日【重要】   
#109-B    ビーモの成長 【重要】  
#110-A    ヴィオラの初舞台   
#110-B    うつろな目の少女 【おすすめ】       
#111-A    紐と空き缶と誘拐事件【重要】   
#111-B    ペテン師キッズ    
#112-A    交錯する世界 【重要】
#112-B    イーグレスの広間【おすすめ】    
#113-A    誰のためのフルート【重要】    
#113-B    バナナもいろいろ【重要】    

シーズン8

#114-A    王冠の世界 【重要】   
#114-B    見ちゃいけない【おすすめ】       
#115-A    シーラードを追え   
#115-B    レディと秘密のサンドイッチ【重要】       
#116-A    剣のフィン【重要】    
#116-B    バンバン 【重要】    
#117-A    ノーマルマンの反省【重要】    
#117-B    元素の女 【重要】   
#118-A    お話パンケーキ    
#118-B    父と娘のカード・ウォーズ【重要】  
#119-A    カエルの季節【おすすめ】
#119-B    音楽の穴 【重要】 
#120-A    起動前 【重要】    
#120-B    再起動 【重要】    
#121-A    2人のフィン【重要】  
#121-B    それぞれのフィン【重要】  
#122-A    イカした孫娘 【重要】  
#122-B    私の夫はエイリアン【重要】 
#123-A    ジェームズ・バクスターの幸せ【おすすめ】 
#123-B    キャンディのパワー【重要】
#124-A    出港 【重要】  
#124-B    幸せなウィップル【重要】    
#125-A    過去の気配 【重要】    
#125-B    理想の世界 【重要】
#126-A    逃亡者 【重要】
#126-B    ミネルバとマーティン【重要】    
#127-A    再会 【重要】   
#127-B    別離 【重要】

シーズン9

#128-A    船上の悪夢 【重要】
#128-B    ウー大陸の異変 【重要】  
#129-A    事のはじまり 【重要】    
#129-B    ベティを救え 【重要】   
#130-A    雲の上で 【重要】    
#130-B    巨大スライム 【重要】  
#131-A    炎の戦士たち 【重要】    
#131-B    ヒーローの心 【重要】    
#132-A    救世主 【重要】    
#132-B    ジャーメインの絵【重要】  
#133-A    近況報告 【重要】 
#133-B    もうひとりのフィオナ
#134-A    闇からのささやき【重要】    
#134-B    3つのバケツ 【重要】    

シーズン10

#135-A    モンスター狩り 【重要】   
#135-B    ビーモはセールスマン【重要】    
#136-A    ラップ熊の息子 【重要】    
#136-B    ボニベルの家族 【重要】    
#137-A    17歳の誕生日 【重要】  
#137-B    恋多き女  
#138-A    マーシーとハンソン【重要】 
#138-B    最初の事件 【重要】   
#139-A    ユーモアのセンス 【重要】
#139-B    星の子ジェイク 【重要】    
#140-A    火星の迷路 【重要】   
#140-B    ガムボルディア 【重要】 
#141-A    冒険は続いていく【前編】その1【重要】    
#141-B    冒険は続いていく【前編】その2【重要】
#142-A    冒険は続いていく【後編】その1【重要】
#142-B    冒険は続いていく【後編】その2【重要】

珍しくフィギュアなんてものを買ったの巻 / Mondo「Jake and Finn Figure Set」

もっぱら書籍やゲームのことばっかり書いていますが、今回はめずらしく、アドベンチャータイムのフィギュアについてご紹介。

映画やコミックグッズで有名なアメリカの企業Mondoから発売された、

Jake and Finn Figure Setです。

 

豆魚雷さんで去年の2月に予約していて、約一年経った先日、ついに届きました!!

アドベンチャー・タイム/ フィン&ジェイク アクションフィギュア セット

(ちなみに、Exclusiveという限定版もあって、そっちはより交換パーツが多く、ビーモやツリートランクのサブフィギュアも含まれている豪華版なのですが、豆魚雷さんではExclusive版は取り扱いができないとのことでした。でもこの通常版だけでも主要なものはそろってるので個人的には問題なし!)

 

なんしろ1年前の予約だったので、入荷予定時期をすっかり忘れてましてね~え!

今月いろいろお金使いすぎたな…と思ってたところに本商品の入荷のメールが届き、さらに¥33,000の支払いが発生したもんで、ひょえ~💦💦って感じでしたよ。

 

まあそれはさておいて、以下は開封レポ。

外箱が、おおきい!!(実は、届いた時はコレよりさらに大きい外箱があってその中に入った状態だったので、あまりの大きさにびっくりした)。

段ボールを開けると…見慣れたアドベンチャータイムのイラストが出てきた。

テレビ風のデザインになっている箱が素敵!

もう、この箱を見ただけで良いものが入っていそうな雰囲気が漂ってますよね。

さて、中身を取り出すとこんな感じ!

フィギュアとパーツが、整然とビニールに包まれた状態で収納されてます。

(※ただし、フィンのバックパックだけビニールから飛び出して箱のなかに転がった状態で入ってたので、ちょっとおいおい~、と思った…)

高さは、フィンは8.3インチ(約21cm)、ジェイクは5インチ(12.7cm)です。

実を言うとサイズを調べずに注文してたので、実物を見てみたら、想像より1.5倍は大きかったのでびっくり。

PVCフィギュアで、しっとりと触り心地も良いです。高級感がありますね。

フィンもジェイクも、顔部分のパーツが交換できるようになっていて、別の表情に変えることができます。

しかし、「狂気に陥ってるジェイク」の顔パーツがこわいなw 

「腕」もひっこぬいてパーツ交換できます。

フィンはロボットアームの義手と、「頭の声」のエピソードにだけ登場した「Telekinetic Spirit Prosthetic Arm」まであるのが、実にマニアックだ!!

義手とTelekinetic Spirit Prosthetic Armは拡大するとこんな感じ。

よく見ると、ちゃんと右手の先っぽに「花」が咲いていて、作りが細かいですよね。

また、まっすぐ伸びている腕パーツは、じつはある程度曲げることが可能です

初期ATによく見られたあのグニャグニャ動く手足が再現できるようになってるんですね。

さらに、劇中に登場した「剣」のパーツが三種類。

フィンの剣は、もっとも有名であろう黄金の剣「スカーレット」に、魔血剣(Demon Blood Sword)。それとジェイクが使っていた剣ですね。

スカーレットは歴戦の傷や刃こぼれまでしっかり再現されてるし、魔血剣もあの独特の難しい形状を見事に立体化!

ただね~、この剣を、さあ、フィギュアに持たせてみようと思ったところ…握り手のパーツが固すぎてどうも剣を持たせられなかったんですよね!!

無理に手の中に剣を押し込もうとしたら壊れそうだし…。

唯一、Telekinetic Spirit Prosthetic Armだけ余裕があって、簡単に剣を握らせることができました。

それぞれのフィギュアは付属の台座に差し込めば直立させることができます。

よく見ると足の裏に「Mondo」のマークが印刷されてます。

というわけで、値段はお高かったですが、素晴らしいフィギュアだと思います!!

特にジェイクがいいんですよね~。シーズン中期以降のふっくらしたジェイクをよく再現していて、もう眺めていて幸せになってしまう…。

 

パーツを交換して、いろいろ遊んでみるのが楽しいです。

手に入れたあとで、ジワジワと所有の満足感が高まってきますね。

買ってよかったなあ。

 

ぜんぶ正規品?アドベンチャータイムの海外版DVD(&Blu-ray)ボックスについて

.今回の記事は、アドベンチャータイムのDVDボックスBlu-rayボックスについてです。

 日本でのアドベンチャータイムのDVDリリースは、シーズン6までで頓挫してしまいましたが、しかし、海外ではシーズン1~10を全話収録したDVDボックス及びBlu-rayボックス(=COMPLETE COLLECTION)が発売されています。

 

海外版なので日本語の音声や字幕はありませんが、それでもATファンには入手をおすすめしたいグッズであり、大きな理由としては、これらのDVD&Blu-rayボックスに収録されているのは、ノーカット版であるからです。

以前記事にまとめましたが、日本のカートゥーンネットワークで放送されているアドベンチャータイムの映像は本国オリジナルの状態ではなく、多数の修正が施されたバージョンであり、なかには視聴体験を大きく損なうような改変も少なくありません。

こうした修正を受ける前の本来のアドベンチャータイムを見ることができるという点で、海外版の映像ソフトは価値が大きいんですね。

 

というわけで、私の手元にはDVDBOXが3種類Blu-rayボックスは1種類あり、それぞれの特徴や相違点などについて書いてみようと思いますので、入手を考えている方の参考にでもなれば幸いです。

COMPLETE COLLECTION (DVD)/Limited Edition

まず、コレクションとして人気の高いDVD版のLimited Editionです。

2019年4月30日にワーナーブラザーズからリリースされました。

ケース付きで、なんと素敵なことか、「教えの書(Enchiridion)」を模したブック型の収納になっています。

中身も「教えの書」のモチーフでちゃんと仕上げられており、中世ヨーロッパの古書を思わせる重厚な雰囲気がなんとも素敵。

冒頭に載っている文章がまた良いんですよね。

「さあ一緒に行こう。ここには、古代の知恵、願望とインスピレーションの格言、そして何より偉大な冒険への入り口がある。約52時間かかるこの大著の内容をすべて読み終えると、君は刺激的な新しい偉業に目を開き、魂は勇敢な人生に備えるだろう。多くの人が君と、君が乗り出す航海をうらやむだろう。ヒーロになるには、今こそが絶好の時だ…」

そう、この収納ケースそのものがアドベンチャータイムのシーズン1~10までの物語を記した書物という体裁なんですね。

ページは袋状になっており、そこにディスクが収められています。

ディスクは挟まっているだけであり、ページを下に向けて振ったりするとディスクがスルっと落ちてきちゃうので注意。

各ページには、ディスクの収録エピソードを記載するとともに、オリジナルイラストと文章が添えてあるんですが、この文章はそのシーズンで描かれるストーリーに対する言及になっています。

例えば下の画像「シーズン1のDISC2」のページの場合は「ハンマー、邪悪な生物、宝箱、扉、罠。まさに英雄はダンジョンに閉じ込められたときこそ、その真価を発揮する。しかし1人で冒険に出てはいけない。悪党をナックルトレインに乗せてゲンコツ星へと導くのは得意かもしれないが、ダンジョンには奇妙な猫やパンチだけでは通り抜けられない敵がいっぱいいる。君をスープで煮込もうとする守護天使から逃れるためには、文字通り、あるいは比喩的に、戦友がそばにいる必要がある」…と、これは「地下迷宮の探検」の回についての文ですね。

 

最終回のあと、フィンたちの冒険を記した新しい「教えの書」がまた作られたりしたのだろうか…なんて、これを見ているとそんな想像も膨らみます。

さらに、本の真ん中あたりに何か折りたたまれており…このページを開いてみると、なんとツリーハウスやキャンディ王国がポップアップ!!

収録されているディスクは22枚で、もちろん本編シーズン1~10までを完全収録。

そして、最後の1枚はボーナスディスクであり、こちらには以下のエクストラコンテンツが収録されています。

 ・FAREWELL TOUR 

 ・THE SONIC SOUNDS OF OOO 

 ・DIAMONDS AND LEMONS

 ・COME ALONG WITH ME MUSIC VIDEO 

 ・REBOOT - ANIMATIC 

 ・COMIC CON CONCERT 

 

このエクストラコンテンツについて説明しておきましょう。

まず、「FAREWELL TOUR」はクリエイターとキャストがアドベンチャータイムについて回顧するというもので、本編アニメ映像もふんだんに使われた40分超えの見ごたえある内容になってます。しかしこの特典部分に字幕はないので、ちょっと全容を把握するのはリスニング力がないと大変だったりします…。

「THE SONIC SOUNDS OF OOOも番組の音楽を製作したスタッフへの取材ですね。

「DIAMONDS AND LEMONSはあのマインクラフトとのコラボ回である「ダイヤモンドとレモン」のことです。どのシーズンにも属さない特別エピソードということもあって、このボーナスディスクのほうに収録されたようです。

COME ALONG WITH ME MUSIC VIDEO」は、おなじみのエンディング曲「Island song」にファンが作成したアニメーション映像を乗せたミュージックビデオです。2019年にこのDVDボックスとサウンドトラックが発売されることを記念して、カートゥーン ネットワークが「The Art of Elysium」という団体と提携して製作したのだそうです。

(ちなみに公式にyoutubeのほうにもアップされています↓)

 

REBOOT - ANIMATIC」は「再起動」回の、完成途中のテスト映像みたいなものです。

で、このボーナスディスクで特に推したいのが「COMIC CON CONCERT」。これは、2018年のサンディエゴ・コミコンでのキャストやスタッフによるラ​​イブパフォーマンスを収録したもの。オリヴィア・オルソン氏やレベッカ・シュガー氏による生歌披露で、さらにセトリも「I'm hust your problem」「I remember you」「Time adventure」など名曲ばかりであり、当日参加して聴けた人がうらやまし過ぎるイベントだったんですが、その雰囲気をしっかり伝えてくれる貴重な映像になってます。フル尺ではない歌もありますが、12曲もあってミュージックビデオとして十分楽しめる内容ですよ。

 

というわけで、ファンなら是非手元に置きたくなる実にスペシャルなDVDボックス。

ただ短所を挙げると、やはりDVDなので画質はイマイチな点でしょうね~。せっかくのアドベンチャータイムの映像美を余すことなく堪能できる…とはいかないのが残念ではあります。画質に関しては、やはりBlu-ray版のほうが圧倒的に優れてますので…。

また、注意点なんですが、本DVDはリージョン制限のため、基本的に日本の機器では再生できません。
リージョンフリーのDVDプレイヤーやパソコンのDVD再生ソフトを使って視聴する必要があるので、ちょっと厄介です。

また、最初に述べたように、収録されているのは英語音声オンリーで、日本語音声なんかはありません。

字幕も表示できますが、こちらもあるのは英語字幕のみです。

 

コレクター人気も高い本商品ですが、現在は廃盤になっているようです…。

とはいえ出荷数は多いようなので、中古市場で見張っていれば入手の機会はわりとあるかと思います。

COMPLETE COLLECTION (DVD)/Standard Edition

お次はStandard Edition

2023年9月26日にワーナーブラザーズからリリースされました。

これはLimited Editionよりも安価な普及版・廉価版ですね。

「教えの書」を模したデザインなのは同じですが、こっちはテーマカラーが緑色なので区別しやすいです。

ちなみに、事前情報としてスリーブに入っていると思っていたのですがamazonで注文して届いたのをみたら、ケースだけでスリーブは付属していませんでした。なんでえ?

(ビニールで密封した新品ではあったんだけど…生産時期によってはスリーブが無いのかも?)

デザインにも凝っていたLimited Editionと比べると、純粋にディスクが収納されているだけのシンプルな仕様です。

収納はトールケースで、エピソードリストを記載した紙一枚が入っています。

ディスクの構成も22枚で、Limited Editionと全く同じです。

リージョン制限があるため、日本の機器では再生できないのも同様。

ただ、大きな違いとして、Standard Editionはディスクレーベル黄色、赤、緑、青とカラフルなんですよね!

鏡面仕上げになっててキラキラ反射するのがキレイ。Limited Editionには無い、ちょっとした華やかさがあります。

DVDなので画質はよくありませんが、本編とボーナスコンテンツがしっかり収められており、内容は必要十分。

今回紹介した中では、本商品が一番入手しやすいかと思います。

COMPLETE COLLECTION (DVD)/ 仮称:謎Edition

それで、最近メルカリやEbayで気になるものを見かけました。

「ケース付きで中身はトールケース」という、Limited EditionとStandard Editionを組み合わせたような謎仕様のDVDボックスが出品されていたんです。

これね、最初はStandard Editionみたいな普及版の一種かな?と思ってたんです。

ただ、既に普及版としてStandard Editionが発売されてるのに、また似たような商品がリリースされるというのはどうも違和感があり…調査のためにわざわざ落札してみました。(←すごい情熱でしょ)

 

それがこちら↓

収納はStandard Editionと同じくトールケース。

しかし、ディスクには赤や黄色の色分けはされておらず、この点はLimited Editionに近い…。

ディスク自体はちゃんと22枚入っていました。

それで、この(仮称)謎Editionを、他の2種類と比較調査してみることにしました。

(以下の画像は、左からLimited Edition→Standard Edition→謎Editionの順番です)

まずケースの裏面を比べて見ると、なんとLimited Editionと謎Edlitionは右上のバーコードが全く同じ!!

うーむ、こりゃどう考えてもLimited Editionのケースからコピーしてるな…。

続いて、ディスクを調査。

ファイナルシーズン(※シーズン10)のDISC4の表面を比べてみたんですが、それぞれ色が違いますね。

そして、謎Editionだけ明らかに印刷が低品質。ガビガビで粗い…。

さらに、このファイナルシーズンのDISC4をそれぞれパソコンに入れてプロパティを確認してみたところ、Limited EditionとStandard Editionはまったく同じ内容で容量6.06GBだったのに対し、謎Editionのほうは容量が4.37GBしか無い!つまり、謎Editionは二層式ディスクではなく一層式を使ってるんですね。

おまけに謎Editionはファイル名が「S8_D4」になってます。中身はシーズン10のはずなのに、シーズン8??

また、Limited EditionとStandard Editionはリージョン制限があることは説明しましたが、なんとこの謎Editionは普通に日本の機器で再生できました。おそらくリージョンフリーです。

 

というわけで、この謎Editionは正規品ではなく、おそらく海賊版ですね⋯。
ケースやディスクレーベルは、Limited Editionのものをコピーして模造したのでしょう。

ディスクも大容量の二層式ではなくケチって一層式を使ってたり、リージョンフリーだったり、ファイル名をミスってたり、よく調べてみると差異というかボロを色々発見することができました。

 

しかし、パッと見はよく出来てるだけに、Limited Editionと間違って購入してしまう恐れが高いです…。

今後もメルカリなどで出品されることはあるかと思いますので、ご注意を!

 

COMPLETE COLLECTION (Blu-ray)/ Fat pack

さて次は、Blu-ray版ボックスの「Fat Pack」についてです。

(いちおうBlu-rayとDVDの違いについて触れておくと、Blu-rayはDVDよりも大容量が収録可能なメディアであり、基本的に映画やアニメのソフトはBlu-ray版のほうが高画質です)

それで、えーと、実を言うとですね、この「Fat pack」、ぶっちゃけ明かすと私は持ってません

しかし、次の「Slim pack」について説明しようとすると、順序としてこの「Fat pack」についてまず触れないわけにはいかないので~…未所持ながらネット上から得た知識をもとに、商品仕様について説明します。

 

この「Fat pack」の発売元はワーナーではなく、オーストラリアのMadman Entertainmentから2019年4月12日にリリースされました。

その中身に関しては、以下↓のyoutube開封動画をまず見て頂くのがわかりやすいでしょう。しゃべっている内容はわからなくても、どんな商品なのかイメージが掴めると思います。

この「Fat Pack」は、Madmanがこれまでにシーズン毎にバラ売りしていたアドベンチャータイムのBlu-rayソフトを、ボックスを付けてセット売りしたものです。

補足すると…アドベンチャータイムの映像ソフトリリースに関しては本国アメリカのワーナーブラザーズが担ってきたのですが、ワーナーはDVDこそシーズン10までちゃんと発売してくれたものの、売れ行きの事情か、Blu-ray版についてはシーズン7以降が発売されなかったんです。

しかし、オーストラリアのMadmanが、ワーナーが出さなかったシーズン7~10のBlu-rayソフト化を実現したんですね。

という経緯があって、DVD版のComplete Collectionはワーナーから発売、Blu-ray版のComplete CollectionのほうはMadmanから発売と、それぞれ発売元が異なるわけです。

 

さて、Fat Packには立派な正方形のボックスが付いており、左右にプリントされているイラストは、DVD版のLimited Editionに収録されているのと同じものが使われていますね(カウボーイビーモの絵&ランピープリンスとフィオナの絵)。

上で述べたように、ボックスの中にはこれまでバラ売りでリリースされてきたシーズン1~10のBlu-rayがケースごとそのまま収納されており、基本的に中身はDVD版と同様。しかしBlu-rayなのでこちらのほうが画質が良好です。

さらに本ボックスの特典として、ボーナスディスク(EXCLUSIVE EXTRAS)があります。

 

…で、このFat Pack版のボーナスディスクの収録内容に関して、大きな問題があったりします。

購入者の報告によると…じつはFat Pack版のボーナスディスクには、イクラコラボ回の「ダイヤモンドとレモン」と「Come Along With Me ミュージックビデオ」が未収録だったらしいんですね!

しかもケースの裏にはちゃんと収録コンテンツとして記載されていたそうで…(それって詐欺じゃ…?)。

未収録になった事情はよくわかりませんが…ディスクを交換といった保障も行われなかったようです。オマケに属する部分とはいえ、ちょっとひどいな~と思いますね…。

 

というわけで、このBlu-ray版はDVD版を画質では上回るものの、「ダイヤモンドとレモン」が未収録という瑕疵があり、DVD版(Limited EditionやStandard Edition)と完全同等の内容ではありません

完璧を求めるなら、DVD版とBlu-ray版の両方のボックスを所持するのがベストですね。

 

なお、もう一つ触れておきたい重要な相違点として、このBlu-ray版はDVD版と違って日本の機器でも再生できます!

(※※いや、上で書いたように私はこのFat Pack版は持ってないんですが…廉価版のSlim Pack版は所持しており、そちらが日本の機器で再生できたので、このFat Pack版も同じだろう、という推測です)

リージョンフリーのプレイヤーなどを用意しなくても気軽に再生にできるのはBlu-ray版の意外と大きな長所と言えるでしょう。

 

で、ここで重要なことを明かすんですが、実はその後発売元のMadman Entertainmentがカートゥーンネットワーク作品のライセンスを失ったそうで…

そのため、これらアドベンチャータイムの映像ソフトも現在廃盤になっており、中古市場でも高値がつけられていたりと入手が非常に難しいです。

 

【参考資料】

https://www.reddit.com/r/adventuretime/comments/ehto7k/australian_madman_complete_collection_bluray/

https://www.reddit.com/r/adventuretime/comments/g1nq4g/diamonds_and_lemons_missing_from_the_bluray_set/

Adventure Time Complete Collection 1 - 10 Boxset (Blu-Ray) - Blu-ray - Madman Entertainment

https://www.reddit.com/r/adventuretime/wiki/frequently-asked-questions/

COMPLETE COLLECTION (Blu-ray)/ Slim pack

最後に紹介するのが、Blu-ray版ボックスのSlim packです。

Fat Packと同じMadmanより、2020年6月24日にリリースされました。

こちらは、内容的にはFat Packを簡素にした廉価版です。

紙のスリーブから出すと二つのトールケースが出てきます。

「カウボーイビーモ」が描かれたケースはシーズン1~5を、「ランピープリンスとフィオナ」のケースはシーズン6~10のディスクを収納しています。

ケースを開けると、中はこんな感じ!

ディスクが入っているだけのコンパクトな内容です。

ディスクレーベルを見て、アイスキングやフィンの頭蓋骨が描かれているのにちょっとビックリした人もいるかもしれませんが、このディスクレーベルはシーズン毎にバラ売りされていた時のものが、そのまま流用されています。

バラ売り版では、スリーブがフィンの帽子になっていて、それを取るとケースに金髪のフィンが現れて、さらにケースを開けると内側の骨や筋肉が現れる…という、段々キャラクターの「中身」が見えていく解剖学的なデザインになっていたんですね。

 

Fat Pack版との大きな違いとして、このSlim Pack版にはボーナスディスクが入っていません。

後発のSlim Packでこそ「ダイヤモンドとレモン」は収録して欲しかったんですけどね~。

まあ、商品の序列として、ボーナスディスクはFat Pack限定の特典ということにしたようです。

とはいえ、もちろんシーズン1~10までのディスクはちゃんと揃っているので、本編の鑑賞に関しては不足なし!!

しかし、本商品もFat Packと同じく現在は廃盤になっており入手が難しいです…

 

【参考資料】

Adventure Time Complete Collection Fatpack (Bluray) - Blu-ray - Madman Entertainment

 

 

 

アドベンチャー・タイムでクリスマス・キャロル!? 「A Christmas-tastic Carol」

(たまには季節にふさわしい記事をアップしようと思い…)

12月24日の今夜紹介するのは、「A Christmas-tastic Carol」です。

本書は、あのディケンズの名作小説「クリスマス・キャロルを、アイスキングをスクルージに配役し、アドベンチャータイムの世界観でパロディした絵本!

しかし、安易なパロディと侮るなかれ、アイスキングのキャラクターとクリスマスキャロルの物語が見事に組みあわされており、挿画のクオリティも高く、とてもおすすめできる絵本になっています。

脚本を担当したのは、Max Brallier氏で、「Which way,DUDE?」というゲームブックシリーズなど、AT関連本の著者として知られた方です。

イラストはEmily Warren氏。これ以前からコミック版ATのバリアントカバーを手掛けていましたが、本書では絵本一冊の挿画をまるごと担当!

では、さっそく内容を紹介していきましょう。

 


 

クリスマス・イブの晩。

アイスキングは城の窓に立って「クリスマスなんて大嫌いじゃ!」と叫んでいた。彼は、クリスマスを祝ったりしている人々が迷惑でしょうがないのだ。

クリスマスの衣装を身にまとったペンギンたちは、外に出てクリスマスの喜びを広めようと待っていたが、心がクリスマスへの嫌悪でいっぱいのアイスキングは、もちろんペンギンたちの外出を許可しない。

さて、クリスマスが終わるまで寝るつもりで、ベッドに入ったアイスキングだったが、寝ている彼に何か恐ろしいものが近づいてきた…。

一体だれが…?しかしアイスキングは人影が何者なのか気づいた。「マーセリン!

それはロウソクを頭に飾り付けたあのヴァンパイアクイーンだった。

なんでお前さんここにいるんじゃ?と尋ねるが、マーセリンは今夜、別の名前で活動しているらしい。どういう意味じゃ、おかしくなったのか?といぶかしむアイスキングに、マーセリンは「アタシは”過去のクリスマスの幽霊“だ!」と叫ぶ。

理解の追いつかないアイスキングをマーセリンはどこかへと連れていく。遠くでクリスマスのベルが鳴る音が聞こえ、時空を移動していくふたり…。

そうしてアイスキングの眼前に現れたのは、ずっと昔の自分の姿だった!

しかし、彼らは実際にそこにいるわけではなく、これは一種の夢の光景。

自分がプレゼントを渡している女性、あれは誰じゃ?何かのプリンセスかい?と尋ねるアイスキングに、あの彼女は「ベティ」だと教える。彼女はフィアンセだった、あんたの気が狂うまでは…と。

クリスマス嫌いのアイスキングにも、かつて愛する人と共にクリスマスを祝った過去があったのだった…。

マーセリンはさらに別の時代へとアイスキングを連れていき、今度はマッシュルーム戦争後の世界へと移動した。

「ワシたちだ!」

アイスキングは、雪の中で遊ぶ幼いマーシーと過去の自分を指差して叫ぶ。

二人だけのちっぽけな、しかしこれ以上ないくらい素晴らしいクリスマスだった。

しかし、アイスキングはその後に起こった出来事を思い出してしまった。

「ワシが自分のアタマをコントロールできなくなったせいで、クリスマスは台無しになったんじゃ!クリスマスは大嫌いじゃ!くだらん、くだらん!」

アイスキングは怒鳴り、今すぐ家に連れて帰れと言いだす。マーセリンは、混乱した老いぼれの友人に眉をひそめる…。

そして、一瞬にして、アイスキングは家に戻り、マーセリンはいなくなり、彼は一人ぼっちになった。先刻までの出来事は夢?いやもっとひどい!悪夢だ…。

しかし、この夜はまだ終わらない。続いてアイスキングの前にヒイラギの冠をかぶったランピーが現れ、自らをクリスマスプレゼントのコブコブ・ゴースト(lumping Ghost)だと名乗る。

違う、お前さんはランピーじゃろ!とアイスキングはツッコむが、ランピーは 「今夜のアタシはアタシじゃない」と否定。

ランピーはアイスキングの骨ばった手首をつかみ、一緒に旅に出ようと言う。

そうしてランピーは、アイスキングをキャンディ王国へと連れてくる
プリンセス・バブルガムがおもちゃを配り、ホリデーの喜びに満ちた王国…。トランペットや鐘の音が鳴り響き、キャンディピープルたちは遊び、笑い、歌っている。

その時、アイスキングの冷たく凍りついた心が解けた。「ワシも一緒に楽しみたい!」しかし、ランピーは「アンタにはもっと見るべきものがある」と言って、またアイスキングを別の場所へと連れていってしまう。

そうしてアイスキングが次に連れてこられたのは、フィンとジェイクのツリーハウスだった!

ツリーハウスでは、ビーモの具合が悪そうな様子。汗をかき始めたかと思うと、次の瞬間には悪寒が走っている。かわいそうなビーモはロボット風邪にかかってしまったのだ!アイスキングは自分に何かできることはないかと考える…。

「ビーモの哀れな魂を救わせてくれ!ワシの氷の魔法でビーモを元通りにしてやるんじゃ!」とアイスキングは叫ぶが、ランピーは「おバカさんね!アタシたちは本当はここにいるんじゃない!」とたしなめる。すると、クリスマスソングのような音が鳴り響き、ランピーは消えて、アイスキングはまた冷たい我が家に帰る。しかし、老魔法使いは自分が本当は一人ではないことを感じ始める…。

そして、またアイスキングに近づいてくる者たちがいた。暗闇の中から、真っ黒な服に身を包んだ二人の幽霊が現れる。

「僕たちだ、フィンとジェイク、クリスマスの未来の幽霊だ!」

二人によれば、アイスキングはこれから、自分がいなくなった後の世界を覗きみることになると言う。

聖夜の不思議な物語、はたしてアイスキングを待ち受けるものとは…?


 

読む前はてっきりギャグみたいなパロディかと思ってたんですけど、語り口は実にしっとり。

難儀な性格のために人を遠ざけてしまう嫌われ者の老人が、幽霊たちの導きによる旅の中で、人とのぬくもりや利他の精神に目覚めていくストーリーはやはり感動的です。

個人的に読んでいて一番心に残ったのは、ベティや幼いマーセリンと過ごした、ありし日のクリスマスの記憶とアイスキングが邂逅するくだり

最愛の女性だったはずのベティの名前すらわからないアイスキングがベティのことを尋ねるとか、幼いマーセリンとのクリスマスを王冠の狂気によって台無しにしてしまったことを思い出してアイスキング自身が傷つき動揺してしまうとか…もう、めちゃくちゃ切実

いや、ほんと読む前は軽いパロディかと勝手に思い込んでいただけに良い意味ですごいギャップがあって、読んでいて胸に沁みいりましたね。

とにかく、スクルージ=アイスキングという配役がすごくハマってるんですよね。クリスマルキャロルの物語とアイスキングのキャラクターが、素晴らしく相性が良い!

ほかにも、過去・現在・未来のそれぞれの幽霊たちにマーセリン、ランピー、フィン&ジェイクがあてはめられていたり、原作のストーリーをいかにアドベンチャータイム流に料理したのか、そのアレンジぶりを目にするのも楽しいところです。

そして後半に用意されているのは、もちろん原作譲りの読後感の良い結末であり、まさに寒い冷えた心が温まるよう…。

 

この素敵な物語をさらに何層倍も高めているのが、本を彩る美麗な挿画!

アニメ本編のパキっとしたアニメ塗りではなく、タイトルカードにありそうな厚塗りなんですが、じつに美しいです。キャラクターはアニメ本編にとても忠実に描かれていてキュートだし、このクオリティの絵で一冊構成されているのは贅沢と言うしかないですね。月並みな言い方ですけど、もう絵を眺めているだけでも満足してしまうくらい…。

↑すごく可愛い絵だけど、じつは「アイスキングがいなくなった」未来で、もう誘拐される心配はなくなったとプリンセスたちが喜んでるというシチュエーションの絵なんだよね。

やはり本書はクリスマスプレゼントとして読まれることを意図されているのでしょうけれど、ほんと、こんな本をプレゼントしてもらったAT好きの子供は絶対嬉しいし喜ぶだろうなぁ~、と思える素敵な絵本。

個人的にも何度も読み返している、お気に入りの一冊です。

 

ただ本書、この「アドベンチャータイム」と「クリスマス」という組み合わせが取り扱いの難しいところでもあります。

それはなにかと言うと、シーズン3の「素敵なクリスマス(Holly Jolly Secrets)」で描かれているように、本来フィンたちが生きている時代のウー大陸は、クリスマスの概念が忘れられている世界という設定なんですよね。

「素敵なクリスマス」は、クリスマスのことなんて知らないはずのフィンやアイスキングたちが、最終的にプレゼント交換やアグリーセーターといったクリスマスの習慣をたまたま再現してしまう…という筋書きに面白さのあるエピソードでした。

という前提があるだけに、本書のように、クリスマスが自明のように登場人物たちに祝われているという状況(そしてさらにアイスキングがクリスマス嫌いという設定)は、アニメ本編とは明らかに矛盾するわけなので、「本編にありそうなサイドストーリー」ではなく、「本編ではありえないパラレル世界のストーリー」として読む話なんですよね(まあ、マーセリンがアイスキングに過去の光景を見せるとかどんな妖術!?って感じではあるし、本編と無関係なストーリーとして描かれてるのはハナから当たり前っていえばそうなんですが…)

そういうわけで、本書には心を動かすような物語が確かにあるんですけど、「あくまで本編ではありえないパラレルなパロディストーリー」という前提で一歩引いて読まないといけない内容になっていて、ちょっとお話に没入しきれないところがあるんですよね。まあこのあたり気になるのは私くらいかな~、って気はしますが…。

 

というわけで、ATが好きな人へのクリスマスプレゼントに是非選びたくなる一冊の紹介でした。

ただ、例によって現在はやや入手が難しい本となっているようですね。